（一般公開授業）　　

「シュワ音講座 / シュワ音の全てとそのテクニックの応用」 第１回目スクーリング　コース番号： SHW 101

対象： 英語発音初心者〜中上級者　　　指導スタイル： クラス形式　　　授業での使用言語： 英語

 募集定員： ６〜８名程度

 日程：　２０２１年１０月２４日（日）

実施時間帯： 午後３時〜午後４時５５分

受講資格：　当スクールの英語発音指導に興味をお持ちの方、当スクールへの入校をお考えの方、など　<注>

<注>　現在の英語のレベルに関係無くどなたでも参加可能です。「シュワ音講座 / シュワ音の全てとそのテクニックの応用」第１回目スクーリングは一般公開授業ですので The 411 School に受講生登録をしている必要はありません。このセミナーを受講するために初期登録費は不要です。

一般公開授業の詳細　（＊内容は若干調整変更されることがあります。）

使用言語

授業は The 411 School の英語指導方針の一つでもある Total Immersion Method にのっとり全て英語を使って行います。英語の聴解などに自信が無い方でも安心して授業にご参加ください。どなたにでも分かるような分かりやすい英語（難しい表現は一切使用せず、速度も比較的ゆっくりな英語）で説明を行います。

「シュワ音講座 / シュワ音の全てとそのテクニックの応用」について

北米英語では（地域によって若干の差がありますが）約２０種類の母音が使われています。

しかし、何らかの理由により特別に遅い速度で話す場合を除いて、実際にネイティブ・スピーカーが日常で話す英語ではこれらの母音のほとんど（８０％以上）を「シュワ音」に代えて発音することが普通です。ハリウッド映画などで聞かれるような非常に速度の速い英語では母音の９０％以上がシュワ音として発音されています。

大雑把に「速度が高くなるにつれてシュワ音を使う比率が上がる」と考えてよいでしょう。別の言い方をすると「シュワ音が使えないと英語の速度を高めることができないばかりか自然な響きの音で英語を話すことはできない」と言うことになります。

ノンネイティブ・スピーカーの多くはシュワ音を使わずに約２０種類ある異なる母音をそのまま使い速度だけを上げて話そうとするため非常に不自然で奇妙な音の英語になってしまっています。

シュワ音そのものの発音（シュワ音を単音としてそれだけを発音すること）はそれほど難しくはありません。ただし、実際に文の中でシュワ音を使おうとしても前後の子音の影響を受け正しい音として発することができないことがあります。また、種々の母音をただシュワ音に代えて発音すればそれでよいと言うわけではなく、シュワ音に代えるさいのピッチ（音程）や長さなどを調整する必要が生じます。シュワ音に関する十分な知識と練習が無ければこれを実現させることはできません。

声門閉鎖音に続くシュワ音、エネルギーをできるだけ下げて発するシュワ音、子音Lの代用として使うシュワ音、平板型２重シュワ音、下降型２重シュワ音、など、シュワ音に関する発音テクニックはさまざまなものがあり、それらの使い方を感覚的につかむには体系的に練習を積み重ねて行かなければなりません。

「シュワ音講座 / シュワ音の全てとそのテクニックの応用」ではシュワ音の基本的な発音方法から始まり、少しずつ積み重ねる形でシュワ音を英語に無理なく自然に取り入れ美しい発音の英語を完成させることを目指します。

受講の条件

「シュワ音講座 / シュワ音の全てとそのテクニックの応用」は４〜５回程度のスクーリングで完結することを予定しておりますが、第１回目スクーリングはシュワ音について全く知識を持たない方（初心者の方）でも受講していただくことが可能です。第２回目以降のスクーリングの受講を希望なさる方は必ず第１回目のスクーリングを受講なさってください。

第１回目スクーリング（２０２１年１０月２４日）　＊特に受講の条件はありません。

第２回目以降スクーリング（日程未定）　＊「第１回目スクーリングを受講していること」、または、「"４１１式　英語発音完全マスター講座　（新）入門１" か "英語を話すための口と脳を鍛える講座　１" のいずれかを受講していること」

第１回目スクーリングの内容

＊　基本シュワ音の出し方

＊　異なるピッチ（音程）でのシュワ音の出し方、シュワ音とエネルギーの関係について

＊　「平板型２重シュワ音」、「下降型２重シュワ音」の練習

＊　直前に声門閉鎖が必要となるシュワ音について、「声門閉鎖＋シュワ音」の練習

＊  前後の子音とシュワ音との関係について