トップページに戻る

 

 

 

The 411 School で指導する英語について

 

英語が話せるようになりたいという人が 「目指すべき英語」 とは

 このセクションでは「英語学習者の皆さんが目指すべき英語」について具体的な例を挙げて説明します。

The 411 School では 「和製英語」 ではなく

「本物の英語」 を身に付けるための

強力な英語指導 を展開しています。

 

Page 1  |  Page 2  |  Page 3  |  Page 4

<1>  何を指して「英語」と言っているのか?


「英語」という言葉は日常いたるところで使われています。例を見てみましょう。

  • 「英語」を使った仕事に就きたい。
  • あの人は日本の高校で「英語」の先生をしている。( x )
  • 私立大学は入試科目が少ないので「英語」ができると受験に有利である。( x )
  • 「英語」から日本語への翻訳の仕事をしている。
  • センター試験の「英語」で高得点を取ることができた。( x )
  • 菓子パンを買ったら袋に「英語」で "CHOCO-PAN"(チョコパン)と書いてあった。( x )
  • あの人はアメリカで生まれ育ったので「英語」がペラペラだ。( *** )
  • 塾で日本の中学生を対象に「英語」を教えている。( x )
  • 英検の準備のために「英語」の教材を購入した。( x )
  • 日本にいながらにして独学で「英語」を身に付けた。( x )
  • ハリウッド映画を字幕無しで「英語」のまま理解できるようになりたい。( *** )
  • 会社から香港の取引き先へ「英語」でメールを送った。
  • 日本人歌手がステージで「英語」で歌を披露した。( x )
  • 来日中のアメリカ人の歌手がステージから「英語」でファンに語りかけた。( *** )
  • 彼は小学校から高校までアメリカンスクールに通っていたので日本語と「英語」の両方を完璧に話す事ができる。( *** )
  • うちの高校は「英語」に力を入れている。( x )
  • 日本の大学の英文科に通っていたので多くの「英語」科目を履修した。
  • アメリカの大学で英文学を専攻して卒業しているので「英語」で論文を書くことを得意とする。( *** )
  • 今年は是非とも「英語」の勉強を始めたい。

上記の全ての文中で「英語」という言葉が使われています。しかし、各文中の「英語」という言葉が指すものはそれぞれ異なります。それらを「十把一絡げ(じっぱひとからげ)」にして全て「同じもと」としてしまうことには無理があります。

日本語の「英語」という言葉はネイティブ・スピーカーが母語として使用する「本物の英語」を指すこともあれば、日本人が勝手に作り上げた「和製英語」を指すこともあります。日本の塾や予備校の英語の先生が教室で教える「英語」(= 和製英語)と、アメリカ人が日常使っている「英語」(= 本物の英語)との間には桁違いの大きな隔たりがあります。

上に挙げた文中に出てくる「英語」という言葉が「本物の英語」を指している場合は後ろに記号 ( *** ) を、「和製英語」を指している可能性がある場合は後ろに記号 ( x ) を付けてみました。記号が何も付いていない文についてはそのどちらもありえる場合です。

要するに日本にはいろいろなバージョンの「英語」が混在しているということです。まず、このことを十分に把握してください。上手く名前を付けることはできませんが、「中学英語」、「高校・大学受験英語」、「英検受験英語」、「カタカナ英語」、など、ネーティブ・スピーカーが使う「本物の英語」とはかけ離れたものが全て「英語」という仮面をかぶって皆さんの周りに存在しているわけです。

和製英語 --- 「中学英語」、「高校・大学受験英語」、「英検受験英語」、「カタカナ英語」
         「独学で身に付けた英語」、「(和製英語しか知らない)日本人の英語の先生が教えている英語」、など

本物の英語 --- 「英語のネイティブ・スピーカーが話す英語」、「ネイティブ級の英語力を持つ先生が教えている英語」、など

 

<2>  日本人学習者の英語達成度


一口に「英語」と言っても、いろいろなものが存在するということは上で既に説明済みです。それでは、話を分かりやすくするために下の図(図1)を見てください。これは日本人の英語力の達成度合いを表わしたものです。

横軸(X軸)は「英語の自然さの度合い」、縦軸(Y軸)は「英語力のレベルの高低」を表わしています。右へ行くほど英語が自然になり(ネイティブ・スピーカーが聞いて違和感を感じ無くなり)、上へ行くほど英語力が高くなるということを表わします。"ネイティブ級"の「本物の英語」を達成するためには横軸(X軸)と縦軸(Y軸)の両方をそれぞれ限りなく右方向、上方向へ進む必要があります。

英語学習者によってさまざまなケースが考えられますので、全てがこの図のとおりになるとは限りませんが、一般的に見た英語達成度を図化しています。

 

*図中の「在住通学」というのは、英語圏に在住し現地の学校(小学校・中学・高校・大学)へ通学して全ての科目を英語で勉強していたということを指しています。あくまでも現地の学生(英語のネイティブ・スピーカー)と同じクラスで机を並べて勉強していたということであって、現地日本人学校や語学学校などへ通っていたというケースは含まれていません。現地校へ通学していた帰国子女や高校・大学などへ正規留学していた人などがこのカテゴリーに含まれます。

<図1>日本人の英語力の達成度合い

 

* --->>> 次ページへ進む

 

Page 1  |  Page 2  |  Page 3  |  Page 4

 

 

 

hit counter for myspace